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今回は20代のころに起きたお話です。
過去の仕事
20代のときにしていた仕事は、選挙のネタにもされて民営化されてしまった某公務員でした。
当時は地元で働いていて職場は大都市の隣町に存在しました。
まあまあの来客ですが地元の人が多くて知っている顔が多いという状態でした。
そこの職場は土日祝日も時間限定で開店しており、交代で勤務していました。
特に日曜日は一人で勤務していて、来客や電話の対応もすべてやらなければならず結構大変でした。
犯罪者の来客
とある日曜日、見慣れない中年男性が一人で来客しました。
今まで一度も見かけたことないし、ぱっと見の風貌や雰囲気が怪しい。
その中年男性の用件は某アジアの国へ荷物を送りたいということでした。
外国へ荷物を送る場合、税関での通関手続きのため荷札の伝票に内容物を記載しないといけません。
そこに書いてあったのは誰も送らないような、わかりやすく言うと「ゴミ」としか思えないもの。
そして箱の大きさの割に異様に軽い。
受付では荷物の中身まで開けることはないのでそのまま引き受けました。
数か月後に偶然知る
それから数か月後、何気なく土曜日のローカルニュースを見ていると見たことがある風貌の中年男性と本名が放送されていました。
本名は伝票に書かれていたものと完全一致。
ニュースの内容は逮捕されたということでした。
犯罪の内容
逮捕された犯罪は、”海産物の密漁”でした。
自分が直接見たあの男の正体はなんと密漁犯だったんです!
どうやら密漁グループのリーダー的存在だったようで、名前のテロップは一番最初に出ていました。
そして密漁をシノギにしていたということも報道されていました。
そうです、密漁をシノギにしている時点でお分かりかと思いますがヤ〇ザでした。
あの時感じた怪しい感じは当たっていました。
話し方が横柄、威圧的な態度、等々隠しきれない怪しい感じでしたからね。
何を密漁していた?
「海の黒いダイヤ」ともいわれるものです。
(事情によりあまり詳細を書けないので検索していただくとわかります。)
引き受けた荷物の送り先の某アジアの国では大人気の高級食材として高値で取引されています。
見た目はグロテスクですが某国では大人気のようです。
まとめ
仕事の性格上、ありとあらゆる客層が来る接客業では本当にいろいろな人が来ました。
でも、まさかガチの犯罪者に出会うなんて思ってもいなかったので逮捕されたニュースを見たとき恐怖を感じました。
警察か海上保安庁か忘れましたが、きちんと捜査しているので悪いことするのはやめましょう。
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