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横浜にある海上保安資料館横浜館で工作船を見てきた最終回です。
船体
船尾
船尾に回ります。
観音開きになっていて中に小型船を収納できるような構造になっていました。
浸水防止作業の痕跡も残っていて生々しいです。
それにしても修理用機材でなく、船に積んでいるもので応急措置しているところを見るといったいどんな訓練をしているのかと恐ろしいです。
撮影された映像でも船を風上に向けて後退させて消火活動を行っていたようにサバイバル能力の高さには驚かされます。
自爆の際にできた大きな穴も残っていました。
さらに燃料タンクも増設されていて航続距離も大幅に増加させていました。
スクリューは4基装備。
これだけのスクリューで高速航行を可能にしていたのですね。
船体上部
船体上部は階段を上って見ることができます。
船体の後部には対空機関銃の移動用レールが残っていました。
操舵室があった場所です。
船体の大きさに比べて小さい印象を受けました。
船体前部には機関室が2つ存在。
船体の説明パネルでは詳細に解説されています。
船体の上部を過ぎるとまもなく出口です。
出口の直前に被弾した巡視船「あまみ」の船橋の1/2サイズ前面模型や、実際に銃弾を受けて破損した装備品が展示してあります。
ものすごい数の銃弾の跡が残っています。
被弾した装備品。
分厚いガラスが銃弾によって割れていて銃撃の凄まじさを感じることができます。
小型船
搭載されていた小型船です。
工作船の船尾から発進させていました。
エンジン3基搭載して最大速力が約90Km/h。
これだけ早いと追いつける船のほうが少ないですよね。
ゴムボート、潜水器具
ゴムボートと潜水器具も展示してありました。
2連装対空機関銃
漁船に偽装してこんなものまで装備していたとは…
携行型対空ミサイルや対空機関銃を装備していて、航空機にも対応可能にしているあたりいろいろな状況に対応できるようにしていたのでしょうね。
まとめ
20年以上前に発生した事件ですが、映像で見るのとは全く違って銃弾の跡などを見ると恐怖を感じました。
入館料は無料ですので興味がある方はぜひ足を運んでみてください。
遠方で訪問が難しい方はオンラインミュージアムもありますのでご覧ください。
その他
館内にお手洗いはありません。
近隣の公衆トイレをご利用ください。(入り口の門の手前にあります。)
escapefromitdokata.hatenablog.com
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アクセス等
名称 | 海上保安資料館横浜館 |
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住所 | 〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-2-1 |
開館時間 | 午前10時から午後5時(開館30分前に受付終了) |
休館日 | 毎週月曜日(休日の場合は翌平日)年末年始(12月29日から1月3日) |
見学料 | 無料 |
アクセス | ●みなとみらい線 馬車道駅または日本大通り駅から徒歩15分 ●JR・横浜市営地下鉄 桜木町駅から汽車道経由徒歩20分 |
電話番号 | 045-662-1185 |
地図 |
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